2006年1月23日 (月)

小林カツ代野菜練習帳

「小林カツ代野菜練習帳」 家の光協会 ; ISBN: 4259539795
を愛読(愛用)している。

この本を紹介するにあたって、悲しいかな書かなければいけないのが、「ごく最近まで、料理のための野菜の下ごしらえがよくわかっていませんでした」ということである。

本当は隠しておきたいことだが、なぜ、この本を購入したかという理由を書かなくてはいけませんから。

野菜が食材の中でも大好きで、家で料理する時もたくさん使いたいと思っているのだけど、どうも同じような料理ばかりになっていた。実は野菜の扱い方(特に切り方)がよくわかっていなかったからだとは気がついていた。

千切り、みじん切り、櫛切り、小口切り、短冊切り、いちょう切り、、、

どれもこれも、こんな感じ?で済ませていた。

ある日、何のテレビ番組だったか忘れたが、有名な和食の料理人が、「丁寧に作業すること。ただこれだけで、料理の出来上がりは格段によくなります」と言っていた。

実は、料理だって基礎が大事という事には、しっかり気がついていたのだが、「今さら聞けなーい!」 この気持ちが邪魔をしていて、ちゃんと人に聞いたり、調べたりしていなかった。でも、この言葉を聴いては、さすがにちゃんと解りたいなと思った。

そこで、新宿の紀伊国屋で、そんな基礎本あるのかな?と思いつつ料理本コーナーに行ってみると、なーんだ、たくさんあるじゃないですか。料理人を目指す人向けから、子供向けまで、料理のイロハを教えた本は色々と出版されています。私だけが、ダメダメじゃないんだと都合よく解釈して、自然と気持ちが上向きに。

小一時間、吟味した結果、この本が今の私にはベスト入門書だと思い購入。約、半年前に購入したのだが、とても重宝している。

野菜の処理の仕方(特に切り方)の手順一つ一つに全部写真がついている。野菜を洗っている写真さえある。そして、その写真がとても見易くレイアウトされている上に、野菜の写真がみずみずしく美しく撮られているので、見ているだけで料理したい気持ちになってくるのが嬉しい。実際に、この本を購入してから、それまでより野菜料理を、よりつくるようになった。

もちろん、ちゃんと基礎ができている方には、当たり前すぎて全く必要が無い本だと思うが、密かに、「野菜の扱い方をちゃんと知りたいなあ」と思っていらっしゃる方には、お薦めしたい一冊。

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2005年12月 9日 (金)

小学生日記

「小学生日記」(hanae* 角川書店) を読む。

今、私がhanae*さんの年齢だったら彼女にすごく嫉妬していただろうなと思う。

自分の感情を表現したい願望とそれを抑えるバランスが絶妙。

視線は小学生だけど、表現力はコドモじゃない。

あと書きで、小さい頃からの大事な本にありがとうって言いたいと書いてある。

わかるなあ、その気持ち。

12歳で東京に来てからの3年間、本が無かったら、今頃どうなってたかなと思うと怖くなる。

あの時、本に逃げ込むだけじゃなくて、hanae*さんのように表現するという事を知っていたらもう少し早く現実にAdjust(これに相当する日本語が思いつかない)できていたような気がする。

本を読むことって、作者の表現を味わう喜びのように見えるけど、本当は自覚できない自分の感情を知る喜びなんだと思う。

自分が好きな本や作家を好きだという人に会うと、その人の事をすごく知りたくなる。

「小学生日記」を読んで、hanae*さんのすごさに驚いた人とは、どこか接点がありそうな気がする。

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